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【2026 年 5 月 19 日速報】レギュラー 2 週連続値下がり 全国平均 169.2 円

ガソナビ編集部 | 公開 2026年5月20日

資源エネルギー庁が 5 月 19 日に公表した給油所小売価格調査(5 月 18 日時点)で、レギュラーガソリンの全国平均は 169.2 円/L となりました。前回調査(5 月 11 日)比で -0.2 円、これで 2 週連続の小幅下落 となります。3 油種そろってマイナス幅も似通っており、相場全体が静かにじわりと緩む局面に入っています。

直近 4 調査の全国平均推移(レギュラー)

調査日全国平均前回比コメント
4 月 27 日169.7 円+0.2 円3 週連続上昇、170 円目前で頭打ち
5 月 11 日169.4 円-0.3 円GW 明け一服、戻り基調が一旦終了
5 月 18 日169.2 円-0.2 円2 週連続の値下がり、169 円台で膠着

3 月 16 日に一時 190.8 円 まで急騰した局面から数えると約 21 円下、4 月上旬の安値圏 167 円台と比較すれば +1.7 円の水準で、急騰の反動が完了したあとの「レンジ相場」が定着 しつつある形です。下げ幅は 2 週合計で -0.5 円に留まっており、本格的な値下がり局面というよりは 補助金で抑え込まれた横ばい圏内のドリフト と捉えるのが妥当です。

3 油種そろって -0.2 円の小幅下落

油種5 月 11 日5 月 18 日前回比
レギュラー169.4 円169.2 円-0.2 円
軽油158.8 円158.6 円-0.2 円
ハイオク180.2 円180.0 円-0.2 円

3 油種ともピタリと -0.2 円。特定の油種に固有のショックは無く、ガソリン市場全体が同じ方向に静かに動いている ことが分かります。軽油の暫定税率廃止(2026 年 4 月 1 日)の効果はすでに 4 月中に大半が織り込まれており、今回の下落は需要・為替・原油の総合的な需給バランスを反映したものです。

値下がりが続く 3 つの理由

1. 補助単価の引き上げ(5/14〜5/20 で +2.9 円)

燃料油価格激変緩和補助金の発動単価は、5 月 14 日〜5 月 20 日の週で 42.6 円/L に引き上げられました。前週(4/30〜5/13)の 39.7 円/L から +2.9 円の増額 です。

これは 5 月 4 日の UAE 本土攻撃を背景に 原油先物(ドバイ)が一時 110 ドル/バレル台に再上昇 したことを受けた対応で、卸価格の上振れ分を補助金で吸収する形になっています。店頭価格が大きく動かないのはこの補助単価増額の効果が大きい(詳細は 補助金記事)。

2. GW 明けの需要剥落

例年 GW 直前の駆け込み需要が一巡したあと、5 月後半は 平日ドライブ需要の落ち着き で店頭価格が緩む季節パターンがあります。過去 3 年とも GW 明け 2〜3 週で -1〜2 円程度の軟化が観測されており、今年は補助金増額で下げ幅が緩やかに抑えられている格好です。

3. 為替の小康状態

USD/JPY は 5 月上旬から 150 円台中盤のレンジで推移しており、円安進行による上振れ圧力は当面後退。米国側の利下げ観測と日本側の追加利上げ思惑が拮抗し、為替起点での価格変動は限定的です。

都道府県別の動向

全国平均が 169.2 円となる中、5 月後半の県別動向はかなり分かれています:

  • 本格下落: 北海道(172.3 円 → 167.5 円、約 -4.8 円)など、4 月後半にピークアウトした県が遅れて下げ局面に
  • 戻り上昇: 三重・和歌山・新潟・福島・熊本など、5 月前半に下げた反動で +2 円前後の上昇
  • 横ばい: 東京・大阪など都市圏の多くは 168〜170 円のレンジで小動き

最安は 162 円台前半(埼玉・愛知)、最高は 178 円台(沖縄・長崎)で、県別格差は依然 15 円以上。最新ランキングは 都道府県別価格相場ページ で日次更新しています。

今後の見通し

  • 短期(5 月後半〜6 月上旬): 補助金維持で 168〜170 円の膠着レンジが続く見通し
  • 中期(6 月): OPEC+ 増産(6 月開始予定)が下振れ要因、ベース 167〜170 円
  • 上振れリスク: 中東情勢の再燃でホルムズ通行リスクが再浮上、補助金縮小議論の本格化
  • 下振れリスク: OPEC+ 増産前倒し、為替の円高転換、需要剥落の長期化

詳しい予測シナリオは 2026 年 5 月版 ガソリン価格の今後の見通し を参照してください。

賢い給油タイミング

2 週連続で下がったとはいえ、下げ幅はごくわずか。168〜170 円のレンジで膠着しているため、「待っても劇的には下がらない」前提 で行動するのが安全です。

  • 普段使いのスタンドが県平均より 3 円以上高い → アプリで近隣の最安値を確認
  • 県平均より 5 円以上安いセルフが片道 10 分以内にある → そちらに乗り換え検討
  • 補助金縮小ニュースが出た翌日 → その日のうちに給油(数日で価格に反映)
  • 中東情勢の急変ニュースが出た → その日のうちに満タン(原油先物は即日反映、店頭は 1〜2 週遅れ)

まとめ

  • 5 月 18 日時点のレギュラー全国平均は 169.2 円、前回比 -0.2 円で 2 週連続の小幅下落
  • 軽油・ハイオクも同方向に -0.2 円ずつ、3 油種そろって静かに緩む局面
  • 5/14〜5/20 の補助単価が 42.6 円/L へ +2.9 円増額、原油上昇分を吸収して店頭の振れを抑制
  • 168〜170 円の膠着レンジが当面続く見通し、本格下落局面ではない
  • 上振れリスクは中東情勢の再燃、補助金縮小議論の本格化

価格データは資源エネルギー庁「給油所小売価格調査」(毎週月曜公表)に基づきます。次回調査結果は 5 月 26 日公表予定で、本記事の続報として速報します。

よくある質問

Q. 5 月 19 日時点のガソリン全国平均はいくらですか?

資源エネルギー庁の 5 月 18 日調査でレギュラー 169.2 円、軽油 158.6 円、ハイオク 180.0 円です。前回(5 月 11 日)比でレギュラー -0.2 円、軽油 -0.2 円、ハイオク -0.2 円と、3 油種そろって小幅な下落となり、2 週連続で値下がりしました。

Q. 2 週連続で下がっていますが、本格的な値下がり局面ですか?

下げ幅は 2 週合計で -0.5 円とごく小幅で、169 円台でほぼ横ばいです。GW 明けの需要剥落と補助単価の引き上げ(5/14〜5/20 で 42.6 円/L、前週から +2.9 円)が下支えしていますが、原油・為替が大きく動かない限り 168〜170 円のレンジ相場が続く見通しです。

Q. 補助金単価はどうなりますか?

燃料油価格激変緩和補助金は 5 月 14 日〜20 日の週で 42.6 円/L へ引き上げられました(前週 39.7 円から +2.9 円)。5 月 4 日の UAE 本土攻撃を背景とした原油先物の再上昇を打ち返す形で増額され、店頭価格の上振れを抑えています。

Q. 都道府県別の動向はどうなっていますか?

5 月 18 日時点で全国平均 169.2 円に対し、最安は 162 円台前半、最高は 178 円台と県別で 15 円以上の格差があります。北海道など一部の県では直近 2 週で -2 円超の本格的な下落が出ている一方、関西〜九州では小幅な上昇圏に振れています。最新の県別ランキングは <a href="/guide/">都道府県別価格相場ページ</a> で日次更新しています。

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データソース: 経済産業省資源エネルギー庁「石油製品小売市況調査」(週次)、 ガソナビ独自の補正済み平均価格(全国 約 30,000 店舗を毎日集計)。 集計・補正の方法は価格データの考え方で公開しています。